木梨憲武、第1回“CG俳優賞”に戸惑いと笑顔 主演映画「いぬやしき」舞台あいさつ

スポーツ報知
「いぬやしき」初日舞台あいさつで(左から)ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭グランプリのトロフィーを持つ佐藤信介監督、三吉彩花、本郷奏多、木梨憲武、佐藤健、二階堂ふみ、伊勢谷友介

 「とんねるず」の木梨憲武(56)が20日、東京・TOHOシネマズ新宿で主演映画「いぬやしき」(佐藤信介監督)の初日舞台あいさつに立った。

 最新のCG、VFX技術を駆使。“じじい”が超能力を身に付け、正義に向き合う話で先日、第36回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞。この日は木梨に「第1回最優秀新人CG男優賞」なる賞がサプライズで発表され、本人はキョトン。日本で唯一のCG情報誌「CGWORLD」の沼倉有人編集長よりトロフィーを受け取った。

 賞讃と受け取って良いものかどうか。“CG俳優”という呼び方におかしみが込められているが、プラスチック製の超軽量トロフィーを手に「これ何なんすか? でもうれしい」と戸惑い度ながらも喜びの表情。これに、共演の佐藤健(29)が第1回にもかかわらず「ずっと目標にしてきた賞です」と巧みなツッコミを入れ、笑いを誘った。

 木梨は、16年ぶりの映画主演作で膨大なPR活動をこなし、この日も早朝から“電波ジャック”的なことをして大量露出を図った。途中、仮眠を取って夕方の登壇に臨んだ。「こんなにも宣伝活動しなければならないとは…」と主演俳優の重みを感じ、少しぐったりしている様子だった。また本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、伊勢谷友介も舞台あいさつに参加した。

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