海老蔵妹・市川ぼたんが舞踊批評家協会賞新人賞「大きな励みになった」

スポーツ報知
スピーチする市川ぼたん

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(40)の妹で、舞踊家の市川ぼたん(38)が第49回舞踊批評家協会賞の新人賞を受賞し21日、都内で行われた授賞式に出席した。

 昨年2月に国立劇場の日本舞踊協会公演で披露した長唄「二人道成寺」の演技が評価されたもの。着物姿で賞状を受け取り笑顔を見せた。壇上では2013年に亡くなった父・市川團十郎さん(享年66)の名をあげ「父が他界して5年になりますが、生前は何かの折におけいこをつけてもらって『お前は色気がない』と言われ続け、どうしたら色気がでるんだろうとおけいこをしながら考えていたのを思い出します」とあいさつ。「まだ答えも出ず、武骨な踊りだなと、我ながら思っているのですが、このような賞を頂戴して、私の中で半歩ぐらい進んだのかな、と背中をおしえていただいた。私の人生の中で大きな励みになった」と喜んでいた。

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