荻野目洋子「人生分からない」再燃感謝のダンシング・ヒーロー

スポーツ報知
1年ぶりのライブで18曲を熱唱した荻野目洋子(カメラ・森田 俊弥)

 歌手の荻野目洋子(49)が21日、東京・竹芝ニューピアホールで単独公演を行った。昨年は大阪・登美丘高校ダンス部の動画から火がつき「ダンシング・ヒーロー」がリバイバルヒットした。ライブは約1年ぶり。「みなさんと一緒にお祝いしたかった。早くライブをやりたいと、ずっと思っていた」と感謝の思いを込め、2回計1600人の前でメドレーを含む18曲を披露した。

 ステージには特大くす玉が2つ登場した。昨年末に日本レコード大賞、今年2月にはゴールドディスク大賞でそれぞれ特別賞を受賞。自身も驚きの出来事を振り返りながら「発売してから三十数年を経て、ある日、突然火がついた。誰に会っても感謝したい」。やっとファンと直接、喜びを分かち合うことが出来た。

 登美丘高以外にも、再燃のキッカケを作った人たちの名前を挙げた。その一人、お笑いタレント・平野ノラ(39)は声だけで特別出演。荻野目は「しもしも電話」を手にコラボパフォーマンスも展開。この日のために練習を重ねたパーカッションを初披露したほか、ウクレレ演奏も取り入れた。「人生分からない」。大きな転機を力に、今後へのチャレンジ精神をかき立てた。

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