鈴木明子さん涙…浅田真央さんと村上佳菜子がいたから「ソチ五輪を目指せた」

スポーツ報知
鈴木明子さん

 フィギュアスケート女子・元日本代表の鈴木明子さん(33)、浅田真央さん(27)、引退後にタレントとなった村上佳菜子(23)が22日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜・前7時)に出演。鈴木さんがソチ五輪を目指したのは「2人がいたから」と涙目で明かした。

 浅田さんが「辞めたいと思ったのはいつ?」と質問。村上が「自分の意志で始めていないから、常に(辞めたいと)思っていた。食べることもお風呂入ることも気づいたらやっているのと一緒。楽しいと思うことがあんまりなかった」と答えると、鈴木さんは「自分がやりたいと思って始めたから、スケート自体を嫌いになったことがなかった」と振り返った。

 鈴木さんから「小さい頃から注目されて、町を歩いても声をかけられたり、嫌じゃなかった?」と聞かれた浅田さんは、「何かたくさん親戚が増えた感じ。『大きくなったねぇ』とか声をかけられると、頑張ろうと思えたり心が温かくなった」と返答した。

 さらに鈴木さんから「期待をかけられたプレッシャーで、苦しかった時期とかはないの?」と聞かれると「それはなかった」と浅田さん。「自分でもメダル欲しかったし、10代の頃は自分でメダル取りますとか言っていたし…。でも、ソチが終わってから競技に復帰して結果が付いてこなかった時は、スケーターとして無理かなと思い始めた」と明かし、「取材とかで『もう限界なんですか』とか聞かれるとつらいなと思うことはあった。それを引きずって続けるのはきつかった」と打ち明けた。

 鈴木さんは「ソチまでの2年間がつらかった。実はバンクーバーが終わった後ソチに出たいと言ったことがない」と明かし、「28歳で年齢的に無理だろうなという思いがあったけど、真央ちゃんと佳菜子ちゃんが頑張っていたから、私も一緒に行きたいと思えた。2人がいなかったら頑張れなかった」と目に涙を浮かべて感謝した。

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