日テレ社長、財務省次官のテレ朝・女性記者セクハラ疑惑に「我が社は被害者を会社として守っていく」

スポーツ報知
セクハラ問題について会見したテレビ朝日の篠塚浩・取締役報道局長(右)と長田明広報局長

 日本テレビの大久保好男社長(67)の定例会見が23日、東京・汐留の同局で行われた。

 財務省・福田淳一事務次官のセクハラ問題の被害者がテレビ朝日の女性記者だったことを受け、同局が財務省に抗議文を提出した件について、6月に民放連会長に就任する予定でもある同社長は「テレビ朝日さんのことですから、(同局の)会見で報道されたことは承知していますが、それ以上の詳しいことはコメントを控えたいと思います」とだけ話した。

 その上で自社については「セクハラのガイドラインを設けています。どういう行為は許されないと箇条書きで書いてある。性的な質問は許されないなど、9項目を具体的に書いています」と説明。そして「事実関係を説明したことに対して不利益は与えないなどもきちんとガイドラインに書いてあります」とした。

 また、自社の女性記者を守ることについては、「今回のことで特別何かということはありませんが、かねてよりハラスメントに関する対応は社内で明確なガイドラインがあります。それに基づいて、そうした事象が起きないように、被害者を会社として守っていく。社会的に許されない行為に対して、対応していくということ。これまで同様、記者に対してもきちんとした対応をしていくということです」とした。

 また、元日本テレビ所属の熊本県民テレビ社長がセクハラで解任された件については「報道以上に私がコメントすることはありません」とした。

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