TOKIO紅白辞退か…国分太一「連帯責任」 山口達也涙の謝罪会見 

スポーツ報知
謝罪会見で涙を流した山口達也

 TOKIOは26日、所属のジャニーズ事務所から「無期限謹慎」の処分が下った山口達也(46)に対し、TBS系「ビビット」に生出演した国分太一(43)は「連帯責任」と涙ながらに語った。年末のNHK紅白歌合戦を辞退する可能性も浮上。またNHKは山口が司会を務め、25日から放送中止となったEテレ「Rの法則」出演者の事務所関係者に対する説明会が行われた。同番組は5月3日まで放送しないことが決定したが、打ち切りが視野に入っていることも分かった。

 黒スーツ姿の国分は「ビビット」の番組冒頭、2分半にわたってカメラに向かった。「山口達也が大変ご迷惑をお掛け致しました。深くおわび申し上げます」と被害者女性やファン、関係者らに謝罪。冒頭から涙を浮かべながら4度、頭を下げた。

 苦楽を共にしてきたメンバーの不祥事だ。「驚き、悲しみ、悔しい思い、いろんな感情が湧き出てきます」。ずっと間近で接してきたからこそ、責任を痛感している。「こういう行動を取ってしまった山口達也に気づけなかった他のメンバー4人にも反省しなきゃいけないところはある。連帯責任で、どんな処罰でも受けます」と唇をかんだ。

 山口が会見で「私一人の仕事ではないという意識が欠けていた」と語ったように、グループが来年迎えるデビュー25周年に向けても水を差した形だ。国分が「連帯責任」と語った意味は大きい。グループのテレビ番組レギュラー2本が対応に追われる中、山口の謹慎は「無期限」。半年以上先の年末の紅白出場に影響を及ぼすことも必至だ。

 TOKIOは、昨年末にSMAPを抜いて紅白出場はジャニーズ勢で単独最多24回となった。紅白は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた“4か年計画”を進める中で「フラッグツアー」アンバサダーを務める5人は、一昨年に東京都庁から中継出演するなど、テーマに沿った形で出演してきた。

 国分は番組で「正直、自分の頭の中も整理がつかない状況ではありますが、山口が起こしてしまったことは絶対に許される行為ではありません」と強く語った。ジャニーズでは01年、SMAPもメンバー一人が不祥事を起こしたことで同年の紅白出場を辞退した過去がある。山口の謹慎期間にかかわらず「紅白辞退」という“責任”を取る可能性は十分にある。

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