甘えるな!国分太一が厳しい言葉 山口達也のグループ復帰への思いに「そんな言葉聞きたくなかった」

スポーツ報知
山口が出演する番組などの対応

 TOKIOの国分太一(43)が27日、MCを務めるTBS系情報番組「ビビット」(月~金曜・前8時)に生出演し、前日に強制わいせつの疑いで書類送検されたことを会見で謝罪した山口達也(46)に厳しい言葉を投げかけた。無期限謹慎の処分が下ったが、今後のグループ復帰の思いを語ったことに「そんな甘えた言葉は聞きたくなかった」と突き放した。26日の会見後にリーダーの城島茂(47)と3人で会ったことも明かした。

 番組冒頭から、前日の山口の謝罪会見を伝える内容は30分に及んだ。その映像を見ながら国分は、厳しい表情を崩さなかった。「正直、冷静に見ることはできなかった。どこか同じメンバーだと思って見てしまう自分と、一人の男として絶対にやってはいけないという。何を語ってるんだと思う感覚と」。複雑な心境の中に、憤りをにじませた。

 26日に会見を開いた山口は謝罪の思いで涙する一方で「もし待っていてくれる席があるなら、またTOKIOとしてやっていけたら…」と語ったことに国分は「そんな甘えた言葉は聞きたくなかった」と語気を強めた。

 山口は2月12日、酩酊(めいてい)した状態でNHK Eテレ「Rの法則」で共演した女子高校生を電話で呼び出し、無理やりキスした。アルコール過剰摂取による肝機能数値の悪化で1か月の入院生活を送り、退院当日の出来事で「無期限謹慎」という厳しい処分が下された。「それ(復帰)よりも被害に遭った人、その家族が普段の生活に戻れる、そこに関してもっと語ってもらいたかった」。国分の目は充血していた。

 国分は、会見後にリーダー・城島と3人で会い謝罪されたことも明かした。松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)はスケジュールの都合で同席できなかったが「今後に向けての話は、まだできる状況じゃなかった。どうしていくのか、他のメンバーとも話していかないと」と語った。

 会見ではアルコール依存を否定したが、過去に肝臓で2度入院しながら過剰な飲酒が引き起こした不祥事。事務所からも口酸っぱく「飲み方に気を付けるように」と忠告を受けてきた。今後は入院治療も視野に、事務所の監視下で謹慎生活を送る。

 国分は「もう一度、若い頃のようにもっと身近な存在になり、山口達也と向き合っていかなきゃいけないとも考えている」と、手助けする思いも明かした。

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