中山美穂が18年ぶりに観客の前で熱唱「拍手をおうちに持って帰りたい」

スポーツ報知
佐藤竹善とデュエットする中山美穂

 女優で歌手の中山美穂(48)が30日、大阪・中之島のフェスティバルホールで開催されたライブ「佐藤竹善presents Cross your fingers20」(主催FM COCOLO/FM802)に歌手としてゲスト出演。18年ぶりに観客の前で歌声を披露した。

 “歌手ミポリン”は黒のドレスでステージに立ち「本当、すみません」と恐縮気味。1曲目は、佐藤竹善(54)と「中山美穂&WANDS」名義の大ヒット曲「世界中の誰よりきっと」(1992年)をデュエットした。

 高音が伸びずに苦しそうな表情も時折のぞかせたが、歌唱後、「ごめんなさいね。私の緊張がみなさんにうつったみたいで。温かいまなざしで見つめてくださって…」と約2500人の観客に感謝した。

 今世紀初のステージ登場は、初対面の佐藤からのラブコールで実現。「なんでこんなこと(出演)になっちゃったんだろう」と苦笑しつつも、「お声をかけていただいて、本当にありがたい。与えられたものはすべてやりたいと思っているので、今は」と歌手活動復活に意欲を見せた。

 さらに、ソロで「You,re My Only Shinin, Star」(88年)、「ただ泣きたくなるの」(94年)の2曲も披露。曲順を勘違いして曲名をコールし、「間違えちゃった!」とバンドを大あわてさせる場面もあるなど、緊張しっぱなしだったが、最後は温かい拍手を浴び、「素晴らしい拍手、おうちに持って帰りたいです」と感激した。

 この日のライブの一部は、大阪の「FM COCOLO」の番組「AFTERNOON DELIGHT」(月~木曜・後2時)で5月21~24日の4日間に放送される。

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