松山千春、TOKIO・山口に皮肉たっぷり「俺は女子高生にキスをする元気もない」

スポーツ報知
東京国際フォーラムでコンサートを行った松山千春

 フォーク歌手の松山千春(62)が9日、東京国際フォーラム・ホールAでコンサートツアーの東京公演を開催。未成年への強制わいせつの疑いで書類送検(起訴猶予)され、6日付でジャニーズ事務所から契約解除されたTOKIOの山口達也(46)を皮肉った。

 約3時間、全編ギター1本の弾き語りライブで「手が痛くなる。一部はちゃんと弾けるけど、二部はほとんど打楽器みたい。(後半は疲れて)女子高生にキスをする元気もない」と山口を引き合いに“千春節”全開。自身はデビュー当時から禁酒しており、「山口メンバーは泥酔状態で、やっちゃいけないことをした。俺は(酒を飲まず)タバコしか吸わないのにキスしたらもっと手が悪いだろ」と笑わせた。

 同じ北海道出身で親交が深く、16年7月に亡くなった大相撲の第58代横綱・千代の富士の先代・九重親方(本名・秋元貢、享年61)を追悼し、「貢、おまえのご冥福はお祈りしません。いまだに心の中で強い横綱として残ってます」。一方で、先月23日に亡くなった元プロ野球の衣笠祥雄さん(享年71)の訃報にも触れ、「衣さんのご冥福はお祈りします」と笑わせた。

 また、九重親方の次女でモデル・秋元梢(30)が俳優の松田翔太(32)と結婚。松山は「貢、梢が結婚したぞ。お前も花嫁姿を見たかったろ」と呼び掛け、「俺の娘は32になってまだ結婚もせずに『うちが一番いい』と。俺は孫がみたいんだ」と切実な思いを語った。

 ギター弾き語りツアーは41年ぶり。アンコールでは「ギター1本ってのは今回が最後だろな。どれだけ手が痛いか分かるか?」と苦笑い。故郷・北海道の命名150年目を記念したカバーミニアルバム「北のうたたち」の収録曲「風雪ながれ旅」や、代表曲「恋」「長い夜」など20曲で5000人を魅了した。

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