たけし「お笑いください」初の落語本発売!…6・25刊行「やっぱ志ん生だな!」

スポーツ報知
ビートたけし

 今年3月いっぱいでオフィス北野から独立したタレント・ビートたけし(71)が初めて落語を語った1冊「やっぱ志ん生だな!」(フィルムアート社刊)を6月25日に発売することが14日、分かった。独立後初の著書刊行となる。

 たけしが最も敬愛する落語家が5代目・古今亭志ん生(1973年死去)。戦後の東京落語界を代表し、「天衣無縫」とも言われた芸風で愛された落語家は、なぜ、こんなにも人の心をつかんできたのか。その“凄さ”をたけし独自の視点で分析。今のお笑い界、落語界を斬りながら、とことん書き尽くす内容となる。

 来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(脚本・宮藤官九郎)では、志ん生役と語りを務めることが決まっているたけし。これまで故・立川談志さんの弟子・立川錦之助、立川談春の弟子・立川梅春として落語を披露することもあっただけに、「なぜ今、志ん生なのか? 今、なぜ落語なのか?」という疑問に真っ向から挑む内容となる。

 たけしは今回の1冊について「ズブの素人が、志ん生さんと落語についてエラそうに語りました。お笑いください、許してね!」とコメントしている。

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