「劇場版仮面ライダービルド」北九州市で大規模ロケ…犬飼貴丈&赤楚衛二「壮大な話になる」

スポーツ報知
犬飼貴丈(左)と赤楚衛二

 今夏公開される映画「劇場版仮面ライダービルド」(8月4日、全国公開)の大規模ロケが12日、北九州市で行われ、一般公募によるエキストラ約3000人が動員された。仮面ライダービルドに変身する桐生戦兎役の犬飼貴丈(23)、仮面ライダークローズに変身する万丈龍我役の赤楚衛二(24)も参加。ライダー史上空前のスケールに2人も大興奮のなかで迫真の演技を見せた。

 予想を裏切るストーリーで子供だけでなく大人の間でもマニア続出の「仮面ライダービルド」。毎週日曜日午前9時からテレビ朝日系で放送中だが、初の単独作品となる劇場版最新作が8月4日に全国公開予定で、今回の撮影は北九州市と北九州フィルムコミッションの全面協力のもと、市役所前の市道300メートルを完全封鎖して行われた。

 ストーリーの全容がまだベールに包まれているなかで、個性派俳優の勝村政信(54)、タレントの藤井隆(46)、女優の松井玲奈(26)のゲストキャストが発表され、早くも話題沸騰。火星からもたらされた未知のアイテム「パンドラボックス」の力により、東都、西都、北都と3つに分断されてしまった日本を舞台に、劇場版では、分断されたそれぞれの国同士のライダーウォーズ(戦争)が終結した世界が描かれる。

 ライダー史上最大級のスケールで行われたこの日の撮影は、早朝7時から夕方の午後4時30分までの9時間半にわたって空前のロケを敢行。映画冒頭の物語が動き出すきっかけとなる重要なシーンの撮影が行われた。しかも、桐生戦兎と万丈龍我の映画での劇中衣裳が初披露され、エキストラも興味津々に熱視線を注ぎ、熱気と興奮に包まれての撮影になった。

 長時間の撮影後には、約3000人のエキストラの前で犬飼と赤楚が挨拶。感謝の気持ちを伝えながら「こんにちは!」のコール&レスポンスを一体となって繰り返して、つかの間の交流を満喫。桐生演じる犬飼は「北九州の皆さんの顔を見て、ビルドの夏映画がものすごく楽しく愉快で、壮大な話になるなと実感しました!」と興奮気味に語ると、万丈役の赤楚も「九州ってやっぱり熱いですね。九州も暑いですが、本当に皆さん1人1人の熱量を肌でビリビリ感じてます!その熱量が絶対画面にも伝わると思うので、皆さんに負けないよう僕も全身全霊で頑張ります。皆さんと一緒に素敵な作品を作りたいと思います」と興奮気味に話した。

 最後はフォトセッションを行い、鳴りやまない拍手の中で興奮の大規模ロケは終了した。ライダー史上空前の約3000人を集めた映像がどのようにストーリーのなかで展開されるのか。ファンにとっては劇場版の完成が今から待ち遠しいといったところだ。

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