阿部寛、撮影中の一番の思い出は山村紅葉との濃厚なぬれ場

スポーツ報知
初日舞台あいさつに登壇した寺島しのぶ、阿部寛、豊川悦

 俳優の阿部寛(53)が13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で主演映画「のみとり侍」(公開中、鶴橋康夫監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

 歴史小説家の小松重男の同名短編集が原作。阿部は、昼は飼い猫ののみを取り、夜は女性に奉仕する裏稼業で日銭を稼ぐ侍を演じた。「劇場で大笑いしてもらえるちょっとHな映画。高校生からは見られるのでぜひ劇場に来て欲しい」とアピールした。

 撮影中の一番の思い出を阿部は女優の山村紅葉(57)との濃厚なぬれ場のシーンを挙げ、「爪先まで伸びきって、芝居を忘れたほど」と苦笑い。その濃厚なぬれ場はスタッフの間でも話題となっていたようで、寺島しのぶ(45)は「(撮影を行った)京都のスタッフたちも『山村紅葉さんのところはすごかった』と騒然となっていた」。豊川悦司(56)も「スタッフがあれだけ喜んだのを見たことない。阿部寛という役者のすごみを感じた」と阿部と山村の役者魂を褒めたたえた。

 イベントの最後には映画の公開を祝して、登壇者全員でシャンパンで乾杯。昼間から飲む祝い酒の味を阿部は「紅葉さんの味しかしない。おいしかったです」といい、会場を笑わせた。

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