朝丘雪路さん、76歳で「料理は3回しか」…華麗なるお嬢様伝説
スポーツ報知
アルツハイマー型認知症のため4月27日に死去した女優、歌手、舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さん(享年82)の訃報が明らかになってから一夜明けた20日、朝丘さんの夫で俳優の津川雅彦(78)が都内で会見した。生前は芸能界を代表するおしどり夫婦として知られた2人。津川は悲しみをこらえ気丈に対応し「あらゆることに感謝です」と天国の愛妻への思いを語った。
◆朝丘雪路さんのお嬢さま伝説
▼偏食 「野菜しか食べられなかったんです。目があって、動くものはダメなんです」。ステーキや刺し身はもってのほか。サラダや野菜の煮物を食べて育った。
▼家事 宝塚音楽学校時代に下宿し「『ご飯炊いて、掃除して』って言われて、もう、びっくり。お箸と茶わんしか持ったことがなくて」。アイロンかけにも初挑戦。「当時では貴重なナイロンのソックスをドロドロに溶かしちゃいました」
▼76歳での夢 旭日小綬章受章伝達式(2011年)を終えての会見で今後の抱負を聞かれ「料理上手になりたい。今まで3回しか作ったことがないので」。