小倉智昭氏、「天真爛漫。すてきな女優さんでした」朝丘雪路さん悼む

スポーツ報知
小倉智昭氏

 21日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、4月27日に亡くなった女優、朝丘雪路さん(享年82)を特集し、おしどり夫婦として知られた俳優で夫・津川雅彦(78)とのこれまでが紹介された。

 朝丘さんは5年ほど前からアルツハイマー型認知症を患っていた。4月27日午前に自宅で容体が急変。家事手伝いの女性が仕事中だった津川、一人娘で女優の真由子(44)に連絡し、家族にみとられながら午後4時50分に息を引き取ったという。

 愛嬌(あいきょう)たっぷりでおっとりとして「お嬢様キャラ」で、奔放な発言やキャラクターでお茶の間から親しまれた朝丘さん。1966年から約15年間、日本テレビ系「11PM」にレギュラー出演し、司会の大橋巨泉さん(16年死去、享年82)との軽妙なやりとりで人気を博した。

 番組MCの小倉智昭キャスター(70)は、恩師の巨泉さんと共演していたことから朝丘さんに出会ったという。「最初に朝丘さんに出会ったのは40年くらい前。よく事務所のイベントに遊びに来て下さった」。また、朝丘さんとの番組共演を振り返り「義理堅い人で毎年お便り、誕生日カードを下さった。それが4、5年前くらいからパタッと止まった。(体調は)うわさで聞いていた」と明かした。

 続けて「残念ですよね。すてきで、面白い方で、別世界の方ですから」と切り出し、朝丘さんから「携帯持ったの。でも全然電話がかかってこない」と相談を受けたエピソードで「番号を誰かに教えたんですか?」と聞いたところ「教えていなかった」という秘話や、「日本橋のデパートに行っても、名前さえ言えばお金なんか払ったことがないので、お財布を持つことをご存じなかった」と朝丘さんの逸話を語り「天真爛漫(らんまん)っていう言葉が当てはまる様な、すてきな女優さんでした」と悼んだ。

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