池畑慎之介が「ピーター」卒業と１～２年の休養を宣言

　歌手で俳優のピーターこと池畑慎之介（６５）が２１日、来年から休養することを発表した。また、芸能活動５０周年を期に「ピーター」の名前を今年いっぱいで卒業し、復帰後は本名の池畑慎之介で統一して活動していくことも宣言した。

　今秋で芸能活動５０周年を迎える池畑は、マスコミ各社に直筆のファクスを送付。「『ピーター』として１９６８年に映画の主人公にスカウトされ、６９年には歌手としてもデビューし、皆様には長きにわたり、愛していただきました」と池畑。元々は男の子か女の子か分からないほどの美少年ということで「ピーターパン」というあだ名で呼ばれており、そこからついた芸名だったが「この度、この５０周年を期に、２０１８年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせて頂くことにしました」と明かした。

　また「来年から１～２年休養させてもらいパワーを充電したいと思っております」と宣言。「ゆっくりヨーロッパをレンタカーでまわったり、英語をもう一度勉強し直したり、自由な時間を好きに過ごしてみたいとわがままを承知のご報告です」とし「この５０年、本当にがむしゃらに、体の衰えも見ない振りして、走り続けてきました。もうひとりの自分が、そろそろ『ピーター』を休ませてあげなよ！　とささやいています。今この年令でしか出来ない事を悔いなきよう残りの人生を歩みたい」と決断の理由をつづった。

　その上で「これからは（２０１９年以降）は、『池畑慎之介』として…。多分…！　いやいや絶対に無理だと思いますが…『普通のオジサンに戻りたい！？』（爆）」と思いを記した。

　所属事務所によると、昨年３月に左足を骨折するなど、身体の不調も影響して休養を決めたという。現在は８月に予定する５０周年記念のディナーショーの準備を進めており、４本のレギュラー番組は、それぞれテレビ局側と相談の上、年内で出演を締めくくる方針だ。