武井壮、日大悪質タックル問題で「厳しい指導者がもてはやされる日本のスポーツ界がおかしい」

スポーツ報知
武井壮

 タレントの武井壮(45)が21日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜・後9時)に出演。アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で、日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題について語った。

 まず、日大の内田正人監督の会見に批判が集中している点について、「関西学院をカンセイと読むとか関東の人は知らない人も多いし、ピンクのネクタイも悪行でもなんでもない。日大の監督が良くないとは思うけど」と話した上で「要はバランスだと思っていて。『(相手選手を)ぶっ壊してこい』って言葉を、どのくらいのバランスで選手が思ってしまったのか。肉体的に壊してこいって取ったのか、ゲキと受け取ったのか、バランスが大事。選手がそう思わざるを得ない(監督との)関係にあったのかです」と話した。

 その上で「日本のスポーツ界がダメなのは、厳しい指導者がもてはやされるところ。十何時間練習させたとか、そういう人が強権振るって周りも何も言えないのだったら、スポーツ界に夢はない。十何時間の練習じゃなくて、最短距離で進ませてあげる指導者が一番。鬼のような指導者が一番と思っているうちは、またこういうことが起こると思います」と持論を述べていた。

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