西城秀樹さん通夜、告別式でファンに最後の「ありがとう」…特別祭壇焼香後ポストカード配布

スポーツ報知

 16日に急性心不全のため死去した歌手の西城秀樹さん(享年63)の通夜、葬儀告別式(25、26日=東京・青山葬儀所)で、西城さんからの“ラストメッセージ”が贈られることが22日、明らかになった。参列したファンに向けて、感謝のメッセージが記されたポストカードを配布するという。

 関係者によると、西城さんが眠る祭壇とは別に、ファンが焼香できる祭壇も設ける方針。焼香を終えたのちの記念品として、若かりし頃の西城さんのライブ写真に、「ありがとう」という趣旨のメッセージが添えられたポストカードを渡すという。

 西城さんはファン思いで知られており、2度の脳梗塞を発症したあとも「待ってくれているファンのためステージに立ちたい」と懸命なリハビリを続けてきた。再びステージに立つことはかなわなかったが、ポストカードを通じてその思いは伝わるはずだ。カリスマ的な人気を誇った西城さんだけに、多くのファンが列をなすことが予想されるが、ある程度余裕をもった枚数は発注しているようだ。

 26日の葬儀は、新御三家の盟友だった野口五郎(62)が代表して弔辞を読む。祭壇は野球場の外野席をイメージして作られる予定。1974年、日本のソロ歌手で初となる野球場での単独コンサートを行った功績をたたえてのことで、「スタジアムコンサートの草分けだった秀樹さんらしい祭壇になると思います」と関係者。インパクト十分の祭壇とは対照的に、式の演出はシンプルなものになるという。BGMには秀樹さんの往年のヒット曲をつないだ音源が流される予定だ。

芸能

×