片岡仁左衛門が「七月大歌舞伎」で幸四郎、中車との共演を「楽しみ」 愛之助については…

スポーツ報知
大阪松竹座公演「七月大歌舞伎」を笑顔でPRした片岡仁左衛門

 歌舞伎俳優・片岡仁左衛門(74)が24日、大阪市内で、大阪松竹座公演「七月大歌舞伎」(7月3~27日)のPR会見に出席した。

 松本幸四郎改め2代目松本白鸚(75)、市川染五郎改め10代目松本幸四郎(45)の大阪での襲名披露興行で「夏の風物詩になった7月公演、しかも高麗屋さんの襲名披露。私が参加できることはうれしい」と仁左衛門。

 昼の部は「勧進帳」(弁慶役・幸四郎)で富樫左右衛門を、夜の部は「御浜御殿綱豊卿」で徳川綱豊卿を演じ、「女殺油地獄」(与兵衛役・幸四郎)の監修も務める。

 松竹座では自身2度目の演目となる「御浜御殿―」では、市川中車(香川照之、52)と初共演する。2013年の中車の披露公演(京都・南座)は右肩の手術のため休演を余儀なくされており、今回の共演を「(南座公演に向け)お稽古をつけていたんですが、彼は非常に熱心。楽しみですね」と話した。

 「勧進帳」の富樫役は「ある意味、弁慶よりもしんどい。あまりやりたくない」と苦笑しながらも、新・幸四郎について「本当に貪欲に取り組んでいる。どんな弁慶になるのか楽しみ」と期待を寄せた。

 一方、会見の最後に「まったくの余談ですが」と、片岡愛之助(46)に関する週刊誌の直撃取材を受けた事を告白。「時間がないねん」と応じなかったが、後で愛之助に「お前、またなんかやったんか?」と尋ねると「なんか、僕が破門されるそうなんです。どこでそんなウワサが出てるのか知りませんが」と困惑したように答えたといい、報道陣の爆笑を誘った。

芸能

×