寺脇康文「マイ・フェア―」共演の元宝塚の朝夏まなとに「どぶろくで飲みニュケーションを」

スポーツ報知
「マイ・フェア・レディ」に出演する(左から)別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文

 元宝塚トップの朝夏まなと(33)、女優の神田沙也加(31)が24日、都内でミュージカル「マイ・フェア・レディ」(G2演出)の製作発表に出席した。

 英ロンドン下町の花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズ教授の特訓で貴婦人に変貌していく名作。1963年に江利チエミさん、高島忠夫(87)での初演から今年55年の節目を迎える。

 朝夏は昨年11月に歌劇団退団後、初めてのミュージカル。「じょ、女優さんとしてこれまでとはまったく違うことをします。初心者マークを付けてぶつかっていきたい」と言葉に詰まりながら緊張の面持ちであいさつ。会見冒頭では楽曲「じっとしていられない」を披露。男役時代に使わなかった高音部の多い歌だが、比較的、違和感なく歌えていた。

 ヒギンズ教授役の寺脇康文(56)は、朝夏の緊張を察したようで「飲める?」と確認すると「まずはどぶろくでも飲みながら、飲みニュケーションを」と稽古が始まる前の“レッスン”を提案。朝夏は「ハイ、お願いします!」と即答していた。

 神田もWキャストでイライザ役。この役を演じるのが悲願だっただけに「役に決まり、泣き崩れて叫んだ。舞台は何度も見ており“イメトレ”もできている」と早くも自信をのぞかせた。公演は9月16~30日、東京・渋谷の東急シアターオーブで。

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