香西かおり、デビュー前に交差点の信号待ちで“捨てられた”過去明かす

スポーツ報知
香西かおり

 演歌歌手の香西かおり(54)が25日放送の「徹子の部屋」(月~金曜・正午)に出演し、上京した頃に「捨てられた」過去を明かした。

 香西は昨年デビュー30周年を迎えた。大阪生まれで幼少から民謡歌手として活動していたが、地元の太陽神戸銀行(現・三井住友銀行)堺支店に勤めていた頃、「東京で若手の演歌歌手を育てたい」という話が民謡時代の知人を介して舞い込み、「じゃあやってみます」と銀行を辞め、上京したという。

 「お仕事をしながらレッスンに通う日々でした」と語った香西。「ある朝、アルバイト先の飲食店で窓ガラスを拭いていたら交差点待ちの車から呼び掛けられました。(演歌歌手になるように)声を掛けてきた担当者の方で、『担当変えになっちゃってお前のことできなくなった。じゃあ』と言ってきた、信号待ちで捨てられてしまいました」と振り返った。

 司会の黒柳徹子(84)からその時の気持ちを聞かれた香西は「そんなこともあるんだと、がくぜんとしました」と話したが、「デビューするぞという目標があったので、切なくなったりホームシックなどにかかっている暇はあまりなかったです」と笑い飛ばした。

 その捨てた人とは、今でも会ったことがないという。黒柳は「この狭い芸能界で。不思議なお話ですね」と首をかしげていた。

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