和田アキ子「公で言えない2人だけの話を何度もした」西城秀樹さん通夜

スポーツ報知
西城秀樹さんの通夜に参列した和田アキ子

 16日に急性心不全のため死去した歌手の西城秀樹(さいじょう・ひでき、本名・木本龍雄=きもと・たつお、享年63)さんの通夜が25日、東京・青山葬儀所で営まれ、西城さんとともに「新御三家」と呼ばれ親しまれた歌手の野口五郎(62)、郷ひろみ(62)らとともに関係者1500人、ファン2500人の4000人が参列した。

 かつて西城さんと同じレコード会社に所属し、親交があった歌手の和田アキ子(68)は「つらいです。一生懸命リハビリして現役にこだわりを持った男らしい後輩だった。報道その他を見て、すごい人だったんだなと。おまえ、すごいんだなと遺影に向かって、『いや~』と言われた気がしてつらい」としのんだ。

 西城さんと最後に会ったのは、5年前の1月に自身が司会を務めた特番だった。大雪で交通網が大混乱し、スタジオに向かう西城さんを約4時間待ったという。「2回目の脳梗塞発症して、リハビリをやってる時で、彼は足が不自由なのに車の中で3時間以上ずっといるんだと思い、顔だけでも見たいと。マネジャーに抱えられながらつえをついて来て、『みんなが見てるから頑張れ』と言ったら、『頑張るよ』と言ってた」と振り返った。

 西城さんは「薔薇の鎖」(74年)でマイクスタンドを振り回すパフォーマンスで人気を集めた。和田は「外国のアーティストがマイクを振り回してると秀樹がすぐマネしてた。『秀樹、パクったな』『ばれた?』とか言ってたのを走馬灯のように出てくる。公で言えないよな2人だけの話も何度もした。本当にゆっくり休んでほしい」と語った。

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