「兄貴がデカいんだよ!」新田真剣佑が東出昌大と「オーバードライブ」試写で“兄弟トーク”

スポーツ報知
「暑い」と東出昌大(左)が脱いだ上着を、丁寧に手に持つ新田真剣佑

 映画「OVER DRIVE(オーバードライブ)」(6月1日公開)の試写会が26日、大阪・京橋の松下IMPホールで開かれ、主演の東出昌大(30)、新田真剣佑(21)、羽住英一郎監督(51)が出席した。

 登壇するなり、大阪の女性ファンの黄色い悲鳴を浴びた東出と新田は「大阪、アツい~!」と声をそろえた。

 東出は出世作のNHK朝ドラ「ごちそうさん」(2013年度後期)の収録で大阪に約10か月間、住んだ経験があり「この辺(京橋)もなじみ深い。うそ臭いですけど『帰って来た~』という感じです」と話し、大阪のファンを喜ばせ、「お土産にこの映画を持ってきました」と作品への自信をのぞかせた。

 公道を駆け抜ける自動車競技・ラリーの世界を、メカニック担当の兄(東出)と天才ドライバーの弟(新田)の関係性を軸に描く作品。「モータースポーツが大好き」と長く構想を温めていた羽住監督は2人を撮影して「カッコいい、この2人!」とほれぼれしたといい、東出は「よせやい」と大テレ。新田は「監督が脱がしたがって、何度脱いだか…」と裏話を明かした。

 映画は約40日間、北九州で合宿して撮影され、終始2人でいた東出と新田は、劇中の役どころとは逆の“仲良し兄弟”に。北九州では地元の小さな観覧車に一緒に乗ったといい「狭かったね」と東出が回想し、新田が「違う、兄貴がデカいんだよ! 巨人の方が車の中でキュウキュウしているような」とツッコむと「巨人って言ったな、お前!」。丁々発止のやりとりで会場を沸かせた。

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