前園真聖、エベレストで死去した栗城史多さん悼む「常に前向きな方でした」

スポーツ報知
前園真聖

 タレントの前園真聖(44)が、27日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)で、エベレスト登山に挑戦中に亡くなった栗城史多(くりき・のぶかず)さん(享年35)を追悼した。

 栗城さんと交流があったという前園は「1度会いたくて、会わせてもらった方で、その時は指を9本失っている状態だった」と振り返った。

 一番印象に残っている話は、「栗城さんのゴールはどこですか?」と聞いた時に「人生の中でずっと挑戦をしている。ゴールは自分が死ぬときとおっしゃった」と明かし、甘党の前園にプリンを用意してくれたという。

 エベレスト登頂が終わったら「僕が大好きなプリンを紹介しますと言って別れたのが最後だった。登頂しなくても、また一緒に会えればよかった。心残りです。常に前向きな方でした」と悼んだ。

 栗城さんはこれまでエベレスト登頂に7度挑戦。2012年秋にはエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失った。今年4月17日から、エベレストに単独・無酸素、生中継登山として8度目の挑戦を行っていたが、所属事務所の代表が21日にSNSで「エベレストで下山途中の栗城が遺体となり発見されました」と訃報を報告した。

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