藤井聡太七段に関西囲碁将棋記者クラブ賞特別賞「昨年度以上に成長したところをお見せしたい」

スポーツ報知
関西囲碁将棋記者クラブ賞特別賞の賞状を手に笑顔の藤井聡太七段

 将棋の藤井聡太七段(15)に1日、第26回関西囲碁将棋記者クラブ賞の特別賞の賞状が、同記者クラブから贈られた。

 昨年度、目覚ましい活躍を見せた囲碁・将棋界の関西所属棋士を同記者クラブ会員が投票し、最多票数を集めた棋士に贈る賞で、囲碁では井山裕太七冠(29)が7年連続11度目、将棋では菅井竜也王位(26)が初受賞した。

 藤井七段は史上最多の29連勝(前期またぐ)に加え、対局数、勝数、勝率、の全4部門を独占したことなどが評価され、特別賞に。先月25日に表彰式が行われたが、学業優先のため欠席していた。

 1日に大阪・関西将棋会館で指された第44期棋王戦予選8組決勝に勝ち、感想戦後に賞状を受け取った藤井七段は「昨年度の成績が評価されてうれしく思います。今年度は、それ以上に成長したところをお見せしたい」と笑顔。棋王戦トーナメントでは2回戦で、大賞の菅井王位と対戦するが「タイトルホルダーと対戦できるのは特別なこと。全力を尽くしたい」と意欲を燃やしていた。

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