BSジャパン、エベレストで滑落死の栗城史多さん追悼放送決定「その灯がこれからも続くよう願って」

2018年6月8日15時27分  スポーツ報知
  • 「頂きの彼方に…栗城史多の挑戦」に出演した栗城史多さん
  • 手を合わせ祈る栗城史多さん

 BSジャパンは8日、エベレスト登山に挑戦中に亡くなった登山家・栗城史多(くりき・のぶかず)さん(享年35)を追悼し、栗城さんの挑戦を追ったドキュメンタリー「頂きの彼方に…栗城史多の挑戦」を14日午後5時58分から放送すると発表した。

 同局で2010年7月17日に放送された番組を再放送。栗城さんが同年5月、アンナプルナI峰(8091メートル)山頂へアタックする全貌に密着した。

 テレビ東京の梅崎陽プロデューサーは「栗城史多 享年35。エベレストでの事故がなければ6月9日には誕生日を迎えたはずでした。35年間という彼の短い生涯のうち、関われたのはわずか数年。ヒマラヤ、アンナプルナ、3度のエベレスト遠征に同行撮影させていただきました」と振り返り、「先月21日『栗城さんがエベレストで遺体で見つかった』ニュースは職場で衝撃をもって広がりました。誰もがショックを隠せず、同時に『でも、なぜ…?』との思いを口々に話しました」とコメント。

 「栗城さんの冒険スタイルを全面的に支持するということではありません。ただ、栗城さんが発信し続けてきた『冒険の共有』というメッセージは、『僕のチャレンジを共有してください』ではなく『自分にとっての“見えない山”』何でもいい、ちっぽけなことでもいい。自分の多くを傾ける何かを見つけよう。そんな『冒険心』を共有しよう…という気持ちだったんだなと、今さらながら思います」とし、「冒険者のメッセージがわずかでも響き、誰かの心の奥底に眠っている魂に火を灯し、世界への一歩を踏み出す勇気に目覚める人が絶えることなく、その灯がこれからも続くよう、願ってやみません」と思いを明かした。

 栗城さんはこれまでエベレスト登頂に7度挑戦。2012年秋にはエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失った。今年4月17日から、エベレストに単独・無酸素、生中継登山として8度目の挑戦を行っていたが、所属事務所の代表が21日にSNSで訃報を報告。死因については5月25日に「下山中に滑落し、頭や全身を強く打ったことが原因」と発表された。

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