片岡愛之助がＮＨＫアニメ「つくもがみ貸します」ナレーションに挑戦

　歌舞伎俳優の片岡愛之助（４６）がＮＨＫの新アニメ番組「つくもがみ貸します」（７月２２日スタート、日曜・深夜２４時１０分）のナレーションを担当することが１４日、分かった。テレビアニメのナレーションは初挑戦で「すごくうれしかったので『喜んで』とすぐにお引き受けしました。ナレーションは第３者的な関わり方ができるのが魅力」とやる気十分だ。

　作家・畠中恵さんの同名小説のアニメ化。江戸の町を舞台に、古道具が魂を宿した「つくもがみ」と人間たちが織りなす悲喜こもごもの人情話。愛之助は「江戸を舞台にしたお話ですが、とても世界観に入りやすくて、すごくオシャレなアニメだという印象を受けました。いろいろな教養も身につきますし、それでいてちょっと感動するストーリーもステキです。一話完結で見やすいので、みなさんに親しんでいただける作品だと思います」とすっかりお気に入り。

　２０１４年の映画「妖怪ウォッチ　誕生の秘密だニャン！」では声優を務めており「アニメは世界共通の文化ですから、日本と世界をつなぐ架け橋のようなものになってほしい」と期待し「すべてが歌舞伎につながればいいなという大きな意味で、いろいろな挑戦をしています」と語った。