【ディズニー報知】TDS「アナ雪」エリアなど2500億円大規模拡張で値上げは…

スポーツ報知
TDS新テーマポートの全景イメージ画像(C)Disney

 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉・浦安市)を運営するオリエンタルランド(OLC)は2022年度中に東京ディズニーシー(TDS)に8番目のテーマポート「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」などの大規模拡張を行うことを発表した。

 拡張プロジェクトの概要は、2022年度中にTDSに映画「アナと雪の女王」、「塔の上のラプンツェル」、「ピーターパン」の世界をテーマにした3つのエリアで構成されるTDS8番目のテーマポート「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」。同施設に隣接する5つ目のディズニーホテルもできる。TDS開業以来最大の面積約14万平方メートルで、過去最多の約2500億円をかけての大規模なものとなる。

 TDRでは現在、東京ディズニーランド(TDL)を中心に35周年スペシャルイベント“Happiest Celebration!”を開催中で、2019年度にTDSにハンググライダー形のライドに乗って世界の絶景を空中観光する大型アトラクション「ソアリン(仮称)」がオープン。2020年春にはTDLに「美女と野獣エリア」、「ベイマックス」をテーマにした新アトラクション、ライブエンターテインメントシアターがオープンすることがすでに決まっている。

 来年からどんどん進化していくわけだが、気になるパスポートの価格はどうなるのか。現在のTDL、TDSのそれぞれの1デーパスポートは、大人7400円、中人6400円、小人4800円となっている。2016年に3年連続となる価格改定(値上げ)があったが、ここ2年は据え置かれている。

 発表会見で、OLCの上西京一郎社長(60)は入園料の値上げについて聞かれ、こう話した。「今回のTDSの拡張プロジェクト、また2020年までにTDL、TDSで大きな投資をして参ります。これらの投資はゲストの方々の高い満足度を獲得できると確信しております。チケット価格を上げていく機会はあるととらえているところです。ゲストの方々の体験価値と、チケット価格は、ゲストの方々も非常に敏感なところがありますので、社内外の環境をふまえながら、適性に決めて参りたいと考えています」。

 ◆メモ 東京ディズニーリゾート(TDR)はJR京葉線・武蔵野線「舞浜」駅下車すぐ。詳細はオフィシャルウェブサイト(http://www.tokyodisneyresort.jp/)で。

芸能

×