宮根誠司キャスター、大阪北部地震緊迫リポート「都市機能は完全にマヒ」大渋滞で「ミヤネ屋」間に合わず

スポーツ報知
宮根誠司キャスター

 18日朝に大阪北部で発生した最大震度6弱の地震を受け、テレビ各局は混乱の中、報道を続けた。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)の宮根誠司キャスター(55)は伊丹空港から大阪市内の読売テレビのスタジオへ向かう途中で交通渋滞に巻き込まれ、番組の開始に間に合わず。車内から大阪の街のパニックぶりを生々しくリポートし、途中から生放送に参加した。NHK、民放各局も通常番組を休止するなどして地震中継にあてた。

 地震を受け、放送業界も大混乱に陥った。宮根キャスターはこの日午前9時羽田空港発の航空機で東京から大阪入りする予定だったが、伊丹空港の滑走路点検のため2時間ほど離陸前の機内で待機することに。正午前に伊丹空港に着陸したが、地震の影響の交通渋滞に巻き込まれ放送スタートに間に合わなかった。冒頭、スタジオからは読売テレビの野村明大アナウンサー(46)が宮根キャスターの状況と地震関連のニュースを伝えた。

 午後2時20分ごろ、宮根キャスターが局に向かう車内から電話出演。「大阪市に向かうほどに車がどんどん多くなりまして。まさにさまよっている感じ」などとリポート。街中に人があふれかえっている様子を伝え「都市機能は完全にマヒしています」と生々しい状況を語った。

 宮根キャスターは午後2時半ごろ、地震関連のVTRが流れている途中にスタジオに到着。同43分ごろに「私もやっと着きました」と第一声を伝えると「阪神電車がポツンと止まっている異様さがありました」などと改めて伝えた。

 地震が発生した午前7時58分ごろは、ちょうど朝の報道番組から、同8時スタートの番組に切り替わるタイミング。NHKは午後7時58分の「おはよう日本」での気象コーナー中に緊急地震速報のチャイムが鳴り、そのまま地震中継に。連続テレビ小説「半分、青い。」は休止した。

 日テレ系「スッキリ」、フジテレビ系「情報プレゼンターとくダネ!」はオープニングトーク中、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」、TBS系「ビビット」は、中国の天井崩落のVTRを冒頭から流していたが、8時0分のタイミングで地震速報が流れ、順次地震中継へ。関西の系列局からの中継をメインに切り替えるなど、臨機応変な対応で伝えた。テレビ東京は「厳選いい宿」を通常通り放送した。

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