野田秀樹氏「就任10年で子ども3人それも作品」東京芸術劇場芸術監督

スポーツ報知
記者懇談会を行った野田秀樹氏

 劇作家・演出家の野田秀樹氏(62)が19日、芸術監督を務める東京・池袋の東京芸術劇場で記者懇談会を行った。

 14日に妻で女優・歌手の藤田陽子(38)が第3子となる男児を出産したばかり。今年で芸術監督に就任し10年目を迎えた野田氏は「(就任した)当時は子供がいなかったが、10年で3人もできた。それも『作品』だと思いますし、感慨深い」としみじみ。古代中国の五行思想から取った「朱夏(しゅか)」と名付けたことを明かし「お祝いのメールもたくさんいただきました」と喜んだ。

 また野田氏は、若い演劇人の発掘や才能の開花を目的とした大規模なオーディションを今年12月に行う構想を明かした。20~30人を定員とし、将来的に公演を行うことを目標にするカンパニーといい「年齢や、条件も限りなくゆるやかにしていきたい。出会いさえすれば、若い才能は花開く」と意欲。今秋にはNODA・MAPの「贋作 桜の森の満開の下」の公演を控えており、多忙を極めるが「子供を作れるぐらいですから、時間がないわけではないので」と笑わせた。

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