広瀬すず、20歳最初の仕事「なつぞら」で誓い「プレッシャーに負けない」

スポーツ報知
牧場をかたどったケーキで祝福され笑顔を見せた広瀬すず(牧場の看板はドラマ用のセット)

 女優の広瀬すず(20)が19日、北海道・十勝地方の牧場で来年4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜・前8時)の撮影を行った。この日が20歳の誕生日。松嶋菜々子(44)、草刈正雄(65)ら共演者やスタッフからケーキを贈られ「ありがとうございます!」と喜んだ。

 撮影後、肌寒さを吹き飛ばすようなプレゼントに目を丸くした。牧場をイメージした抹茶ケーキに松嶋らからバースデーソング。「Dearすずちゃん」と歌われると顔を赤くした。

 朝ドラ100作目。節目の作品に主演することに、折に触れて「プレッシャーを感じています」と口にしてきた。ケーキのろうそくの火を吹き消した広瀬は「ハタチ最初の仕事を『なつぞら』で迎えるのは幸せです。皆さんの力をお借りして、プレッシャーに負けないで頑張ります」と宣言した。

 戦争で両親を失い、父の友人が経営する北海道・十勝の牧場で育ちその後、東京でアニメーターに挑戦するヒロイン・奥原なつの物語。十勝では農業高校で酪農を勉強する。この日は養母・柴田富士子(松嶋)と、幼なじみ(山田裕貴)を見送るシーンを撮影した。

 合間には松嶋と談笑。松嶋も22歳当時に朝ドラ「ひまわり」に出演しており、広瀬に対して「1週間分の量を一日で立ち稽古する時があるけど、すずちゃんなら大丈夫」とアドバイス。広瀬も「朝ドラの大変さを教えていただきました。こんなに自然に囲まれて撮影できるのは、なかなかないので、伸び伸びと演じたい」と気合を入れていた。

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