長渕剛、リハーサル感触「バッチリ」7・3全国ツアー開幕へ「100%」

スポーツ報知
圧巻のパフォーマンス。リハーサルを公開した長渕剛(カメラ・小泉 洋樹)

 シンガー・ソングライターの長渕剛(61)がこのほど、神奈川県内のスタジオで4年ぶりの全国アリーナツアー(7月3日スタート、大阪城ホールほか7都市13公演)のリハーサルを公開した。

 19日のサッカー日本代表のコロンビア戦をほうふつとさせる熱気に満ちたスタジオ。額の汗を拭うことなく、全身全霊で「Don’t Think Twice~桜並木の面影にゆれて~」などで歌声をとどろかせた。初日まで2週間をきり「100%に近いね。ショータイム間近、って感じかな。バッチリじゃないですかね」と手応え十分。「船を出航させる時はいろいろと問題があるけど大事なものを凝縮して、みんなで一致団結に向かっている最中。いいチームになると思う」と断言した。

 サッカーについて「時々見る。しなやかな足さばきに憧れる」という長渕。日本を離れ、海外で活躍するアスリートの姿に刺激を受けてきた。「サッカーだけに限らず(アスリートは)海の向こうで自分自身と戦い、世界とも戦っている。その戦いから、大きな友情が芽生えるんだ」と説明。正々堂々と全力を尽くして競技する、というスポーツの精神性に「いつも美しいと思うね。何の世界でもそうあるべき。サッカーだけに限らずね」と刺激を受けている様子だった。

 20日に配信スタートした新曲「Amen」のミュージックビデオの撮影のため、長渕は長崎・五島列島の野崎島にあるキリスト教(カトリック)の旧野首(きゅうのくび)教会を訪問。宿泊した小値賀(おぢか)島で島民と交流した。「『オレの所で飯を食って行けよ』みたいな島の人情、人懐っこさ。そうした気風に、久々に入っていったね」と懐かしんだ。

 〇…「Amen」のミュージックビデオ(MV)は長崎・ハウステンボスでも撮影された。長渕は「九州の人間みんなが協力してくれてね。それをじかに感じた。スタッフがゆっくりと回転木馬を押してくれて。映像には映らないけど、そういう優しさを持ち合わせている。感動したよ」と話した。

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