秋元順子、71歳バースデーコンサート「ここで成人式をやったんです」

スポーツ報知
71歳のバースデー記念コンサートを行った秋元順子

 歌手の秋元順子が71歳の誕生日を迎えた21日、東京・江東区の「ティアラこうとう」でバースデーコンサートを行った。

 誕生日のコンサートは9回目で、同所では6回目。開演前に取材に応じた秋元は、会場にほど近い深川出身とあり「ここで成人式をやったんです。近所のお世話になった方々が来てくれるのは心強いです」と笑顔。70歳を超えても健康管理はバッチリで「暴飲暴食はしません。ゆったりお風呂に入って、バランスの良い食事と適度な運動です」と秘訣(ひけつ)を明かした。

 ステージでは「6月で今日も雨が降るのではと足元を心配してました。“あしもと順子”です」とシャレが効いたトークもキレキレ。2008年に初出場したNHK紅白歌合戦で歌唱した「愛のままで…」、新曲「哀しみのコンチェルト」を持ち前のハスキーな歌声で熱唱し、ファン1000人を魅了した。

 2005年に58歳でメジャーデビューした。「遅咲きという思いは全くない。その人ごとに咲く時期があって、私は人生の秋の終わりに満開の花を咲かせたんです」と説明。家業の花屋を営みながら、子育てから手が離れた40代頃に昔のバンド仲間から誘われ音楽活動を再開。「フラワーショップをしながら夜に歌わせてくれた家族に感謝したい」と感慨深げだった。

 昨年7月2日、所属事務所「APCブレーン」の前社長だった花岡茂さん(享年62)が亡くなった。「亡くなってもうすぐ1年。今日はものすごい喜んで会場にいてくれると思うので、心を込めて歌います」と目を潤ませていた。

芸能

×