タイトル戦初登場までマジック3の藤井七段が深浦九段に挑む…王座戦準々決勝始まる
スポーツ報知
将棋の第66期王座戦準々決勝・深浦康市九段(46)と藤井聡太七段(15)戦が22日午前10時、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。
振り駒で後手番となった藤井七段はいつものように、お茶を一口飲んで、一呼吸置いてから2手目を指した。
藤井七段は本局に勝利すると、初めてのタイトル挑戦までマジック2となる。
深浦九段は通算獲得タイトル3期を誇り、現在も順位戦A級に在籍する実力者。前局で羽生善治竜王(48)を破ってベスト8入りした。
両者は昨年12月、第3期叡王戦本戦トーナメントでも対戦。終盤、藤井七段が一時は勝勢としたが、粘りが持ち味の深浦九段が逆転勝ち。投了後、悔しさを隠さず、ガックリとうなだれる藤井七段の姿が話題になった。
現在、王座のタイトルは中村太地王座(30)が保持している。