松岡茉優、お笑いタレントと勘違いされ「私は女優です!」…「万引き家族」上海国際映画祭公式上映

スポーツ報知
映画「万引き家族」が上海国際映画祭で上映され、舞台あいさつに登壇した(左から)是枝裕和監督、城桧吏、松岡茉優

 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を獲得した「万引き家族」が23日、中国・上海国際映画祭で公式上映され、是枝裕和監督(56)、女優の松岡茉優(23)、俳優の城桧吏(じょう・かいり=11)が舞台あいさつした。

 公式上映のチケットはわずか20秒で完売。是枝監督は開口一番「ニイハオ」と中国語であいさつし「自分の新作をここで見ていただけることをうれしく思っています」とあいさつ。

 続いて城は「映画、面白かったですか?」と観客に問いかけると「はいー!」と日本語で返事が返ってくるなど観客は大興奮。松岡は、自身が韓国でお笑いタレントと勘違いされているエピソードを明かし「私は女優です! ね、監督?」と是枝監督に問いかけて笑わせた。

 カンヌの受賞効果もあって、国内ではすでに興行収入20億円を突破しており、是枝監督は「とても大きな賞で、日本国内でも新聞の一面に載るような事件になってしまいました。でも、こういう形で映画館の外にどんどん広がっていくというのはとてもいいことだと思っているので、すごく前向きにとらえています」と語った。

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