前園真聖氏、西野監督は「『マイアミの奇跡』の時と同じように信頼関係がチームワークに出ている」

スポーツ報知
リオパラリンピック銅メダリストの芦田創選手と前園真聖氏

 サッカー元日本代表の前園真聖氏(44)が25日、都内で行われたフジテレビのパラスポーツ応援プロジェクト「PARA☆DO!」のトークライブに出演した。

 25日未明に行われたW杯のセネガル戦でも指揮を執った日本代表・西野朗監督(63)が率いたアトランタ五輪代表でブラジルを破る「マイアミの奇跡」の快挙を成し遂げたチームの主将を務めた前園氏。リオパラリンピックの4×100メートルリレー銅メダリストの芦田創選手(24)とのトークショーに臨んだ。

 芦田選手から団体競技としてのサッカーの特徴について尋ねられた前園氏は「サッカーは11人で、ベンチを入れると23人もいるけど、個の重要性もあるスポーツなんです。だから、目標がブレていると勝てなくなる。素晴らしい選手が11人そろっても勝てない。エゴを捨てなきゃいけない時もあります。でも、今回のW杯では日本代表の全員が同じ方向を向いているから、結果が出ていると思います」と熱弁。28日のポーランド戦に向け「勝って決めるしかないですね。1、2戦目は本当にハードワークして、ミスしたらカバーして、格上だけど恐れず、守りに入らない姿勢がうまくいっている。最後にいい形で勝って決勝トーナメントに行ってくれると思います」と期待を語った。

 恩師でもある西野監督の手腕については「僕らもコーチとの出会いでサッカーを好きになったりする。選手との信頼関係は僕らの頃と一緒で、チームワークとして出ていて、それが結果に結びついているんじゃないかと思います」と称賛した。

 再来年の東京パラリンピックを目指す芦田選手も、サッカー日本代表に刺激を受けたと明かし「金メダルしか要らないです。世界一になることを目指してギラついてやっていきたい。自分に勝ち、世界に勝ちたい」と世界一の夢を語った。

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