安室奈美恵、引退前日に故郷沖縄でラストライブ

　９月１６日に引退する歌手の安室奈美恵（４０）が、引退前日の同１５日に故郷の沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟で一夜限りの音楽ライブを行うことが２１日、発表された。

　引退当日には花火大会（宜野湾トロピカルビーチ）と、昨年の２５周年沖縄ライブの模様などを上映する応援上映（展示棟、劇場棟）が行われるが、安室の出演はないため、この日が「歌手・安室奈美恵」としてのラストステージになる。

　安室の新しい人生の門出を応援、祝福しようと、同県を代表するアーティストのＢＥＧＩＮ、ＭＯＮＧＯＬ８００の出演が決定。またゆかりのあるアーティストとして、シングル「グロテスク　ｆｅａｔ．安室奈美恵」（１４年）でコラボレーションした平井堅（４６）の出演も決まった。ライブは各アーティストが順番に登場するフェス形式で行われる。安室側の希望を受け、出演歌手の交渉が極秘裏に進められていたという。安室は「素晴らしいアーティストの皆さんと沖縄で同じステージに立てること、とても光栄に思っております。ステキな思い出になるよう頑張ります」とコメントした。

　日本テレビ系「ＴＨＥ夜もヒッパレ」（９５～９７年）で共演したＢＥＧＩＮ・比嘉栄昇（５０）は「石垣島から飛行機で駆けつけますよ～。楽しいライブになるといいですね」。平井は「このようなメモリアルな場で歌わせていただくことは大変光栄であると同時に、恐縮に感じております。お邪魔にならぬよう留意しつつ心を込めて歌います」と意気込んだ。

　会場は最大５０００人収容で午後６時に開演。この日の公演について主催者は「ライブＤＶＤの発売予定はございません」としており、チケットの超プレミア化は必至。激しい争奪戦になりそうだ。