生沢佑一、山本彩がカバーした「ひといきつきながら」がレコチョク1位に急上昇…ソウルフルなオリジナル版

スポーツ報知
還暦を迎えたが「特別な意識はない。今を大切にしていきたい」と語る生沢佑一

 シンガー・ソングライターの生沢佑一(60)のオリジナル曲で、NMB48の山本彩(25)がカバーした楽曲「ひといきつきながら」が、8月末からジワジワと広がりをみせる。先月26日付のレコチョクのデイリーランキングで1位に急上昇。週間でも6位、11位と、上位を維持している。

 きっかけはANZEN漫才のみやぞん(33)。日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリティーランナーを完走後、同局系「行列のできる法律相談所」(日曜・後9時)の中で好きな音楽に挙げ、山本が生歌唱した。

 楽曲は、生沢が東日本大震災のボランティアで東北地方を訪れた際、家族全員を亡くしながらも懸命に生きる少女に接して作曲したもの。「一人じゃない、支え合って生きているんだというのがテーマ。山本さんの歌声には癒やされますね。聴いていて心地良いし、優しい気持ちになれる。彼女のおかげで、多くの世代に聴いていただけるのはありがたい」と感謝する。

 自身はアニメ「妖怪ウォッチ」の主題歌を歌う「キング・クリームソーダ」のZZROCKとしても活躍する。「みんな、社会に疲れ、不安を感じている。深呼吸して“ひと息つきながら”過ごせば、心持ちも変わる。この曲で明日も頑張れるぐらいの気持ちになってくれれば。それだけで十分」。ソウルフルな歌声が特徴の生沢版にも注目だ。

 ◆生沢 佑一(いくざわ・ゆういち)1958年5月31日、大阪府出身。60歳。74年「弾ともや」名義で「土曜の午後のロックン・ロール」でデビュー。76年にバンド「ローズマリー」に参加。脱退後渡米。ロサンゼルスでバンド結成。帰国後「生沢佑一」に改名し、ソロデビュー。92年、TWINZERとして「OH SHINY DAYS」がヒット。B’Z・松本孝弘のソロプロジェクト、大黒摩季らのコーラスとしても活動した。

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