勢い止まらん田中圭、「おっさんずラブ」が帰ってくる 深夜ドラマからついに映画化

スポーツ報知
「おっさんずラブ」映画化を喜ぶ田中圭

 俳優・田中圭(34)が主演し、今年4~6月に放送されたテレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」が瑠藤(るとう)東一郎監督で「劇場版 おっさんずラブ(仮)」として映画化され、来夏公開されることが6日、分かった。

 モテないサラリーマン(田中)が上司(吉田鋼太郎)と後輩(林遣都)から愛を告白される、男性同士の純愛を描いた作品。放送開始からSNSなどで爆発的な話題を呼び、終了後は「おっさんずロス」なる言葉も。今月3日に発表された「新語・流行語大賞」では題名がトップテンに入るなど社会現象となった。

 映画版では全キャストが続投し、ラストで恋愛が成就したはずの連ドラ版のその後を描く。ゲスト俳優の参加も予定し、来年3月にクランクインする。

 映画化に際し、取材に応じた田中は「続編を望む声は聞いていたので、最高のゴールを作れます! また『おっさんずラブ』の世界を作れる幸福感に包まれてますよ!」と熱弁。元々は一昨年の大みそかに放送された深夜の単発ドラマ。連ドラを経て映画化というサクセスストーリーに「メチャクチャカッコイイ! 自慢していいことだとドヤ顔で言いたいです!」と興奮気味に力説した。

 作品を機に、田中の役者人生も激変した。「自分は変わってないけど、環境は『コレが芸能人ってヤツなんだな』っていうくらい変わりました」。代表作だけに責任感も人一倍。映画版では脚本にも意見していく覚悟だ。「アクション映画にしても面白いかと…」

 当然、ヒットも期待される。「普段は気にしないけど…なんか狙えるんじゃないの?みたいなのは正直あります」。素直な思いを口にした。

芸能

×