指原莉乃、卒業発表一夜“速攻”売り込み 堺正章に「アシスタントどうですか?」

スポーツ報知
涙ながらに歌う指原莉乃(カメラ・森田 俊弥)

 15日にAKBグループからの卒業を明かしたHKT48の指原莉乃(26)が発表から一夜明けた16日、都内で「第8回AKB48紅白対抗歌合戦」に出演した。

 3曲目、HKTのユニット曲「早送りカレンダー」やAKBの最新曲「NO WAY MAN」では前日の疲れを感じさせないキレのあるダンスに徹底。自身のソロ曲「それでも好きだよ」では一緒に歌う田島芽瑠(18)が泣きじゃくるのを見て涙を流したが、その後のMCで「一夜明けてスッキリしました。みんなが泣いててつられて泣いちゃった」と照れ笑い。前日の余韻を引きずる田島が「悲しくて、寂しくて…」と釈明すると「私、今日やめるのかと思ったよ」とギャグで返す余裕も見せた。

 今回で最後のAKB紅白。「毎年(公演時間が)なげぇなと思っていた。でも今年はかじりつくように見ています」と“指原節”も全開。司会の堺正章(72)から「これからどうするの?」と聞かれると「どうしましょう。何かの番組のアシスタントにどうですか?」とさっそく売り込みも。思わず堺も「あんた、しゃべりはいけるけど…」とたじたじになった。

 イベントにはダチョウ倶楽部が祝福の花束を持って登場。上島竜兵(57)が「何で卒業の相談がないんだよ!」とお約束のキスネタで迫ると正面から待ち構えた。ひるんだ上島は「何で止めないんだよ」とターゲットを堺に変更して場は収まったが、指原は「いつも(上島が)ひよるんですよね」と物足りなさそうな表情も。終始、存在感は抜群だった。

 来年4月28日に横浜スタジアムで卒業コンサートを行う。「新元号になる前にアイドルをやめます。平成と一緒にパッと終わります」と宣言。HKT劇場での卒業公演は未定だが、5月28日に感謝祭イベントを行う。

 ◆田中将大にダメ出し ○…紅白対抗歌合戦はAKBグループのユニットを東西に分け、紅白として対決。審査員にはアイドル好きで知られる米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(30)も。堺から指原の卒業について話題を振られ「ここで(質問が)来ると思ってなくて…」と困惑すると、指原が「どこで来ると思ってたの!?」とダメ出し。田中は「指原さんが発表されたばっかりで、HKTもいろんな思いがある中で歌われて…気持ちが伝わってきました」とコメントを絞り出していた。

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