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円楽の神対応…ではなくガチ対応に見た芸人の素顔

2017年11月17日16時0分  スポーツ報知
  • 会見した三遊亭円楽

 落語家の三遊亭円楽(67)がまたしても写真週刊誌を賑わせた。

 昨年6月に「FRIDAY」でラブホテル不倫が報じられ、後に本人が事実と認めて謝罪会見を開くことになった時のお相手である40代女性と再び会い、ゴルフをラウンドする様子を14日発売の「FLASH」で報じられたのだ。

 背徳の延長不倫は、豪快すぎる「芸の肥やし」。さすがは円楽師匠、昭和の噺家だ…などと思いつつ、報道が世に出る前日の13日に横浜市内の独演会場へと向かった。

 昨年の会見では、笑いあり涙ありの神対応が話題になり「今回の騒動と掛けまして、東京湾を出たばかりの船と解きます。その心は…どちらも航海(後悔)の真っ最中です」と謎かけまで披露していた円楽。今回もエンターテイナーぶりを発揮してくれるかと思いきや、少々様子が違った。

 逃げも隠れもせず、報道陣の前に現れた円楽は、女性はあくまでも親しい仲間内の一員であると強調し、復縁を否定。「(仲間内から女性を)排除の論理はない」としながらも「男女としてセパレート(別れ)してる。19番ホール? 回ってないよ。善悪で言えば悪はやってないし、理不尽なことはしてない。天地神明に誓ってね」と断言。女性に対する恋愛感情はないとし「最初の仲間(友人関係)に戻ろうね」と誓い合ったというが、今回再び報道されたことで「会えなくなっていくんじゃないの? 俺が嫌になっちゃったし、彼女だって嫌になるでしょう」と別離を宣言した。夫人も今回の報道には理解を示しているとし「ウチは平和」とした。

 各社の期待は、当然ながら「謎かけ第2弾」。求められれば全てを笑いに変えるのが芸人の宿命だが、円楽は報道陣の要請に対し「やめましょう。それほどのサービス業でもない。面白おかしくしようって気持ちないのよ」と拒否する神ならぬガチ対応。やや不快感を抱いている様子で「あんな思いはもう二度としたくない。忘れてくれないことのつらさ…トラウマになってるよ」と悲しげな表情を浮かべた。

 1年前の会見ではマイナスな話題を必死に笑いに変えていた円楽だが、我々が思っていた以上に心に傷を負っていた。

 「忘れてもらうのが本当の情けだと思うけど、治りかけているカサブタをはがして塩を塗ってないかな?って思うのよ。何もしてないのに。皆さんも一度そうなってごらん。(他の芸能人のスキャンダル)報道を見ててもかわいそうになる。何かあると弱い者いじめ。肩触れ合えばコノヤローッていう時代。生意気なこと言うけど、僕はいじめられたくない」。

 ファンに向けては「粛々と芸道に精進していきます。いい仲間といい酒を飲んでいい正月を迎えたい。皆様もお風邪を召されないように、いい正月を迎えてください」と真摯な言葉を送った。

 最初は「1、2分」という約束で始まった会見は、約14分間続いた。スキャンダルを笑いに変えるのも芸人ならば、ストレートな言葉で守るべきものは守ろうとする姿勢もまた芸人なのだろう、と思わせる円楽の対応だった。(記者コラム)

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