【報知映画賞】「キミスイ」浜辺美波が新人賞「『膵臓の子?』って声を掛けられた」

2017年11月29日7時10分  スポーツ報知
  • 「背中を押してもらった1年になった。失敗を恐れずに踏み出したい」と意気込む浜辺美波(カメラ・小泉 洋樹)

 映画賞レースのトップを飾る「第42回報知映画賞」の各賞が28日、発表された。新人賞は「君の膵臓をたべたい」(月川翔監督)にダブル主演した女優・浜辺美波(17)、5人組バンド・DISH//の北村匠海(20)が受賞した。浜辺は「撮影も宣伝も助け合いながら。そろって賞をいただけてうれしい」、北村も「タイプが似ている。気付かないところでコンビネーションが取れていたのかな」とお互いに感謝した。

 浜辺は「ノミネートされただけでもうれしかったのに、受賞できるなんて…。驚いたし、マネジャーさんとハイタッチして喜びました」と声を弾ませた。

 膵臓(すいぞう)の病気で余命宣告されながらも、周囲に悟られまいと笑顔を浮かべ続けるヒロイン・桜良を演じた。「仲良しくん」と呼ぶ僕(北村)とは恋人関係にまでは踏み込まず、独特の距離感で接する。「掛け合いは毎回、苦戦したし、一番悩みました。受賞を聞いた後、おうちに帰って撮影を思い出したら、自然と涙がこみ上げてきました。それぐらい、うれしいです」

 今年の実写邦画第2位の興行収入34・8億円、観客動員274万人(27日まで)を突破。作品の広がりを肌で感じている。「コンビニに立ち寄った時に『桜良?』って声が聞こえたり、お母さん世代の方々に『膵臓の子?』って声を掛けられたり。たくさんの人に届いているなって。どれも初めての経験でした」

 11年の「東宝シンデレラ」で芸能界入りしたが、当時の夢は歯科医だった。「母親の勧めで応募したけど、タイミングを逃していたら応募していないし、入ろうという気もなかった。今は入って良かったと思える」と浜辺。「桜良は大切な役で、自分を大きく変えてくれた。この役を超えられるようにやっていきたい」。大好きな女優の道を突き進む。(加茂 伸太郎)

 ◆浜辺 美波(はまべ・みなみ)2000年8月29日、石川県生まれ。17歳。11年映画「アリと恋文」で女優デビュー。16年TBS系「咲―Saki―」で連ドラ初主演。主な出演作にNHK連続テレビ小説「まれ」、映画「亜人」。趣味は読書、一人カラオケ。身長155センチ。

 ◆「君の膵臓をたべたい」 膵臓の病を患う高校生の桜良(浜辺)。クラスメートの僕(北村)は偶然、彼女の書く「共病文庫」(=闘病日記)を見つけてしまい、一緒に過ごすことに。12年後、母校の教師になった僕(小栗旬)は、桜良との日々を思い出していく。

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