【報知映画賞】「キミスイ」北村匠海が新人賞「音楽を始めてから、確実に役の幅が広がった」

2017年11月29日7時10分  スポーツ報知
  • 共演の小栗旬は憧れの存在。「僕も将来、映像の世界を引っ張っていけるようになりたい」と語った北村匠海

 映画賞レースのトップを飾る「第42回報知映画賞」の各賞が28日、発表された。新人賞は「君の膵臓をたべたい」(月川翔監督)にダブル主演した女優・浜辺美波(17)、5人組バンド・DISH//の北村匠海(20)が受賞した。浜辺は「撮影も宣伝も助け合いながら。そろって賞をいただけてうれしい」、北村も「タイプが似ている。気付かないところでコンビネーションが取れていたのかな」とお互いに感謝した。

 初主演作での新人賞に、北村は「『いい映画にするんだ』と芝居と向き合った時間だった。こうして評価していただけるのはうれしい。親孝行ですね。少しは自慢できる息子になったかな」と胸を張った。学生時代から賞やメダルには無縁。「一番の仕事としている俳優で賞を頂けるのは光栄なこと。20歳になった年だし格別です」と喜んだ。

 他人に興味がなく、読書にふけるクラス一地味な高校生役。桜良(浜辺)の病気を知り、一緒に秘密を共有する。亡くなった彼女の闘病日記を読み、号泣するシーンは圧巻だ。「泣こうと決めて演じたくなかった。リアルさを出したくて、湧き出てくる素直な感情に任せました。役も普段の自分に近かったし、監督とも2度目。だからこそ、できたお芝居だったと思う」

 DISH//ではボーカル&ギターを担当。役者と音楽、それぞれの活動が相乗効果をもたらしている。「やっていることは全く違うけど、一本道を歩いている感覚。音楽を始めてから、確実に役の幅が広がった。役者だけだったら、今の僕は難しい。導いてくれたメンバーに感謝です」。今後も“二刀流”を続けていくつもりだ。「この作品が代表作になると思う。でも、こんなこともできるんだぞって、イメージされた北村匠海を壊したい。可能性を広げていきたい」と誓った。

 ◆北村 匠海(きたむら・たくみ)1997年11月3日、東京都生まれ。20歳。2008年「DIVE!」で映画初出演。16年TBS系「仰げば尊し」レギュラー出演。映画「勝手にふるえてろ」(12月23日公開)を控える。DISH//は11年結成、13年メジャーデビュー。趣味はカメラ、古着屋巡り。身長175センチ。

 ◆「君の膵臓をたべたい」 膵臓の病を患う高校生の桜良(浜辺)。クラスメートの僕(北村)は偶然、彼女の書く「共病文庫」(=闘病日記)を見つけてしまい、一緒に過ごすことに。12年後、母校の教師になった僕(小栗旬)は、桜良との日々を思い出していく。

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