山中伸弥教授、篠沢教授に誓う「iPS細胞研究の成果を一日も早く先生の御霊前にご報告できるよう」

2017年11月8日5時0分  スポーツ報知

 2009年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され10月26日に死去した仏文学研究者で学習院大名誉教授の篠沢秀夫さん(享年84)の葬儀・告別式が7日、東京・護国寺で営まれ、関係者ら約250人が参列した。京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授(55)が弔辞をささげた。

 ノーベル賞受賞者の山中教授は弔辞で、闘病中の篠沢教授から直筆の手紙が送られてきたことを明かし、「症状がこれ以上進まず、執筆活動に取り組みたいという先生の強い願いに心が奮い立ちました」。まっ先にiPS細胞を使ってALSに効く薬の開発に着手したが、はっきりとした成果が出ておらず「誠にふがいなく申し訳なく存じます」とわび、「iPS細胞研究の成果を一日も早く先生の御霊前にご報告できるよう、より一層努めさせていただきます」と誓った。

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