【あの時・サンデー兆治】(5)引退試合を見たあの人からの手紙 

90年10月13日、通算215勝目を飾り胴上げされる村田

4月24日 14:00

 涙雨が絶え間なく降り注いだ。「やめるな!」「まだまだやれるぞッ!」。川崎球場を埋め尽くした2万2000人の絶叫が響く。ぬかるむマウンド。村田は左足を高く上げ、一瞬の静止を経て、力強く右腕を振り下ろした。90年10月13日、西武戦。最後の公式戦登板は、朝から小雨だった。天もまた「マサカリ投法」の終演に、泣いていた。  続きを読む…

あの時
今日のスポーツ報知(東京版)