悪性リンパ腫の垣原がリング復帰…胃がん克服の68歳・藤原組長が非情の関節技地獄で激励

2017年8月14日19時21分  スポーツ報知
  • 垣原(左)の右足をレッグロックできめる藤原組長

 悪性リンパ腫で闘病中の元プロレスラーの垣原賢人(45)のリング復帰を祝う「カッキーライド」が14日、東京・後楽園ホールで開催され、垣原は第1試合でUWF時代の師匠格にあたる藤原喜明(68)とUWF道場スパーリングマッチで戦った。

 垣原は新生UWFでデビューし、UWFインターナショナル、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、新日本プロレスと渡り歩き、06年に頸椎損傷で引退。14年に悪性リンパ腫で闘病していることを告白。15年8月にかつての同志による激励興行「カッキーエイド」でふらつきながらリングであいさつしたが、2年後にリングで動けるまでになった。相手は07年に胃がんを摘出しながら現役でリングに上がっている藤原組長。リングに吸い寄せられるようにして元気を取り戻した師弟による再会マッチとなった。

 UWFの先輩、山崎一夫(54)が立会人となり、UWFインターの後輩、桜庭和志(48)がセコンドにつく中、ロングTシャツにロングスパッツ姿で垣原が入場。Tシャツを脱いで傷の残る腹を出した組長と組み合った。関節技の鬼である組長は、病人にも遠慮しない。左右の腕、左右の足を順番にきめていき、「もう一丁」を繰り返す垣原を10分間に10度タップアウトさせた。垣原も腕ひしぎ十字固めを狙うなど攻めたが、その都度、やられた。

 最後はリング中央で正座でお辞儀して握手。藤原は「カッキー、元気じゃねぇか。お前は治る!」と熱いメッセージ。垣原は「組長はお化けみたいに強かったです。闘病中、ずっとサポートしてくれた男が大きなけがをしました。高山!」と頸椎損傷で療養中の同志、高山善廣(50)を激励。「今度は僕が」と高山を激励する役割を宣言した。

 この日は、垣原が所属したUWFの特別ルールが採用された5試合が組まれ、UWF時代の同志、船木誠勝(48)、鈴木みのる(49)、同期の冨宅祐輔(48)のほか、プロレスリング・ノアのエース、丸藤正道(37)までもがUWFルールで戦い、垣原の復帰とさらなる回復を祝った。

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