アントニオ猪木氏、心臓に不安「平壌に行った時に息切れが出た」

2017年9月14日16時47分  スポーツ報知
  • 生前葬を発表したアントニオ猪木氏

 10月21日に両国国技館で「生前葬」を行うことが明らかになった参議院のアントニオ猪木議員(74)が14日、都内で会見を行い、心臓に不安を抱えていることを明かした。

 猪木氏は、会見で「死を感じることは」との質問に今年に入り、兄と姉が立て続けに心臓系の病気で亡くなったことを明かした上で今回の北朝鮮訪問時に「平壌に行った時に息切れが出てきた。そんなこともありました」と体調に不安を覚えたことを漏らした。

 死について猪木氏は「14歳の時にブラジルに渡ってパナマ運河を渡った時に元気だったじいさんが亡くなって、戦後初めて水葬になった。人の死、別れというのは寂しいのか。つまりは、その人の人生で違ってくる。また、最初の娘が飛行機が急転して亡くなった。その時、私は立ち会えなかったんですが、そんなこともあり、自分もいつ迎えが来てもいいのかなと。ただ、その日までは元気で戦っていきたい」。祖父と娘の死に接した経験を明かした上で旅立つその日まですべてにおいて完全燃焼したい思いを述べた。

 ただし「死を怖いと思ったことはない」と明言。2002年8月に国立競技場で行われた格闘技イベントでスカイダインビングした経験とピラニアが生息するアマゾン川を泳いだ体験を例に出し、いくつもの恐怖を乗り越えたことで死を恐れなくなったことを断言していた。

 今回の「生前葬」を決意したきっかけが永遠のライバルで1999年1月31日に61歳で亡くなったジャイアント馬場さんからの挑戦状が夢に出てきたことを明かし「ジャイアント馬場さんからの挑戦状が届きまして。今回はそろそろ受ける時期に来たのかなと。どんな挑戦状かといいますと三途の川で待っていると。川を渡るために、泳ぎが好きなんでプールで泳いでます。そんなバカなことを言っていますが、私が動くことでみんなが元気になればいい」。さらに「かつて私は馬場さんに100パーセント勝つと言ってきましたが、今は100パーセント以上勝つと言えます。理由は足がないから。馬場さんが得意な16文キックは出せませんから」と猪木流のジョークを連発し、天国の馬場さんへ思いを馳せていた。

 「生前葬」には、かつて名勝負を演じたスタン・ハンセン氏(68)、タイガー・ジェット・シン氏(73)、ドン・フライ氏(51)、藤原喜明(68)らが参列する。さらに「INOKI ISM・2 猪木劇場~アントニオ猪木生前葬~」と題した試合を開催しメインイベントのスコット・ノートン対ピーター・アーツを含む全7試合が行われ、試合と生前葬の2部構成の大会となる。

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