75歳のマスカラスが華麗な空中殺法を披露、藤波、武藤との夢トリオが劇的勝利

2017年10月27日21時37分  スポーツ報知
  • フライング・ボディ・アタックを決めるミル・マスカラス

 ◆ドラディション「スカイハイ・ドラゴンツアー」(27日・後楽園ホール)観衆1212

 プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾(63)が、“仮面貴族”ミル・マスカラス(75)、武藤敬司(54)と夢のトリオを結成し、ザ・グレート・カブキ(69)、新崎人生(50)、KAZMA SAKAMOTO(35)と対戦し、マスカラスがトップロープからのダイビングボディアタックでSAKAMOTOを抑え、勝利した。

 75歳のマスカラスが空を飛んだ。5分過ぎだ。SAKAMOTOをロープに振ると、フライングクロスチョップを連続で披露。75歳とは思えない華麗な空中殺法に満員の後楽園ホールがどよめきと歓声に包まれた。

 今回、藤波が掲げたテーマは「夢のオールスター戦再び」。1979年8月26日に日本武道館で行われた全日本、新日本、国際の3団体が一同に介した「夢のオールスター戦」で藤波とマスラカスは、ジャンボ鶴田とトリオを結成し、マサ斎藤、高千穂明久、タイガー戸口と対戦。藤波、鶴田、マスカラスが繰り出したトリプルドロップキックの編隊飛行は、今でも語り継がれる伝説のシーンとなっている。

 当時を再現すべく藤波は、マスラカラス、武藤とトリオを結成し、オールスター戦で対戦した当時、「高千穂」だったカブキに人生、KAZMA SAKAMOTOが組んで38年前を彷彿とさせるマッチメイクを実現させた。

 試合では武藤の足4の字固め、藤波のコブラツイスト、マスカラスのコブラツイストの競演も見せた。最後は、マスカラスがトップロープに昇り、ダイビングボディアタックでSAKAMOTOをフォール。「素晴らしいファンの前で最高の試合ができて幸せだ」と仮面貴族は声を弾ませた。

 試合後は初代タイガーマスク(59)が登場し、藤波、マスラカス、武藤とリング上で記念撮影。昭和プロレスを支えたスターが集結する奇跡の1枚が実現した。マスカラスと抱き合ったタイガーマスクは「マスカラスさん。あなたが私の憧れでした。あなたがいたから私がいます。いつまでもお元気でいてください」とエールを送った。

 38年前のオールスター戦の再現という思いがかなった藤波は「夢が実現して本当にうれしい。また、ビッグネームを連れてきます」と来年も昭和プロレスファンが心を躍らせるマッチメイクを組むことを約束していた。

 「スカイハイ・ドラゴンツアー」は29日に大阪南港ATCホールで開催。藤波、マスカラスに長州力(65)が加わり、カブキ、越中詩郎(59)、AKIRA(51)と激突する。大阪では長州とマスラカスがどんなハーモニーを奏でるか。「どんな展開になるか私も楽しみ」と藤波は胸を躍らせていた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
格闘技
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ