プロレスラー、ドン荒川さん死去…「ひょうきんプロレス」で新日本の前座戦線を沸かす

2017年12月2日10時39分  スポーツ報知

 プロレスラーのドン荒川(本名・荒川真)さんが亡くなったことが2日、分かった。71歳だった。複数の関係者によると亡くなったのは11月5日。死因は不明という。

 荒川さんは鹿児島県出水市出身。1972年に新日本プロレスに入門。ストロングスタイルの新日の中で、コミカルな動きでリングを動き回る「ひょうきんプロレス」で前座戦線を沸かせた。黒のロングタイツを着用し体格も似ていたところから「前座の力道山」の異名を取り、テレビドラマで「力道山」役で出演したこともあった。また82年には、俳優・西田敏行主演の日本テレビ系ドラマ「池中玄太80キロ」にレギュラー出演するなど、リング外でも多彩な活動をしていた。

 90年にはメガネスーパーが設立した新団体「SWS」の旗揚げに参加。同団体が崩壊後も一人、メガネスーパー社員としてSWS所属を名乗っていた。2007年5月には、新日本プロレス創立35周年の後楽園ホール2連戦で、18年ぶりに古巣マットに登場した。関係者によると、最近では携帯ゲームの会社で営業部長職を務めていたという。また別の関係者は「1年ぐらい前から連絡が取れなくなり、その辺りから体調を崩されていたのかもしれません」と話していた。

 荒川さんの訃報に昭和の新日本プロレス全盛期に営業本部長を務めていた新間寿氏(82)は「当時の新日本プロレスの中にあって、いろいろな場面で盛り上げてくれた人だった。練習でタイガーマスクになる前の佐山サトルに真剣勝負を教えてやるって言って、リングに引っ張り上げたら、佐山の左キック一発でのされてしまったとか、とにかくたくさんの思い出がありすぎます」としのんでいた。新間氏は自身が会長を務める「リアルジャパンプロレス」が7日に後楽園ホールで行う大会で荒川さんへ追悼の10カウントゴングを鳴らす気持ちを明かしていた。

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