プロレス大賞MVPの内藤哲也、6大ドームツアーの野望を明かす「プロレスを通じて一歩踏み出す勇気を伝えたい」

スポーツ報知
MVPを受賞した内藤哲也

 東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」の授賞式が18日、都内のホテルで行われ、2年連続2度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた新日本プロレスの内藤哲也(35)は「MVPに選んでいただき誠にありがとうございます。内藤哲也、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの人気は単なるブームであり勢はすぐになくなるだろう。そんな言葉をよく耳にしました。今回はIWGPヘビー級王者を保持し続けたチャンピオンを抑えてのMVP。内藤哲也はIWGPヘビー級王座の価値を越えた存在である。この言葉が大げさじゃないことを証明できたんじゃないでしょうか」とアントニオ猪木、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、オカダ・カズチカに続く史上5人目の2年連続以上のMVPの快挙に胸を張った。

 壇上で内藤は「最近、よく使う言葉があります。思っていることは口に出さなきゃ誰にも何も伝わらない。成功するか失敗するかは分からない。でも何かを変えたいのであればリスクを恐れずに一歩踏み出すことが大事だと思います」と掲げ、「オレはプロレスを通じて一歩踏み出す勇気をみなさまに与えたいなぁと思います」と2018年のさらなる飛躍を誓っていた。

 また、報道陣の囲み取材で札幌、東京、西武、名古屋、大阪、福岡の6つのドームを2か月に1つづつ回る6大ドームツアーの実現を掲げ「内藤哲也とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが引き上げていきます」とぶち上げていた。

 受賞者の一覧は以下の通り。

 東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」

 ▽最優秀選手賞(MVP)内藤哲也(35)=新日本=

 ▽年間最高試合賞(ベストバウト)オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(新日本1月4日、東京ドーム)

 ▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(41)&石川修司(42)=全日本=

 ▽殊勲賞 YAMATO(36)=DRAGON GATE=

 ▽敢闘賞 柴田勝頼(38)=新日本=

 ▽技能賞 鈴木秀樹(37)=大日本=

 ▽新人賞 青柳優馬(22)=全日本=

 ▽女子プロレス大賞 紫雷イオ(27)=スターダム=

 ▽特別賞 松井珠理奈(20)=豆腐プロレス・“ハリウッド”JURINA=

 ▽レスリング特別表彰 須崎優衣(18)=安部学院高=

 奥野春菜(18)=至学館大=

 川井梨沙子(23)=ジャパンビレッジ=

 土性沙羅(23)=東新住建=

 高橋侑希(24)=ALSOK=

 文田健一郎(22)=日体大=

格闘技

×