飯伏幸太、ベルト奪われたオメガと抱擁!夢の「ゴールデン☆ラヴァーズ」再結成も

スポーツ報知
飯伏幸太

 ◆新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO」(28日・北海きたえーる、観衆5140人)

 「雪の札幌2連戦」と銘打たれた大規模マッチの2日目に大波乱が起こった。

 メインのIWGP・USヘビー級選手権試合で5度目の防衛を目指すケニー・オメガ(34)が新鋭・ジェイ・ホワイト(25)と対戦した。

 自身の率いるユニット「BULLET CLUB(バレットクラブ)」入りを拒否。オカダ・カズチカ(30)らのCHAOSに加入したホワイトへの怒りを隠さず、何度も顔面にVトリガー(跳び膝蹴り)を乱打したオメガ。

 制裁を加えるかのような厳しい攻めを見せたが、試合の最終盤に必殺の片翼の天使をブレードランナーで切り替えされ、まさかの敗戦。ベルトを奪われた。

 試合後、スーツ姿で乱入したCody(32)らがオメガに反旗を翻し、バレットクラブは完全に空中分解。離反したCodyらに暴行され、フラフラのオメガの救出にリングに駆けつけたのが、飯伏幸太(35)だった。

 2010年にタッグチーム「ゴールデン☆ラヴァーズ」を組み、IWGPジュニアタッグ王座に君臨。プロレス大賞ベストバウトにも輝いた2人のツーショット実現に会場を埋めた5140人のファンは大興奮。

 握手を求める飯伏の右手を最初は拒否していたオメガだが、「ケニー、ケニー」と何度も呼びかけた飯伏とついにガッチリと抱き合うと、その肩を借りて、バックステージに引き上げた。

 16年2月、新日とDDTを同時退団。現在はフリーの立場ながら今年は新日を主戦場とすることを宣言している「ゴールデン☆スター」飯伏と新日最強の外国人レスラー・オメガの“共闘”がなるか。「ゴールデン☆ラヴァーズ」再結成なるのかに注目が集まる。

 また、「雪の札幌2連戦」の初日、27日のメインで行われたIWGPインターコンチネンタル・ヘビー級選手権試合では、5度目の防衛を目指した棚橋弘至(41)が鈴木みのる(49)の右ヒザへの執拗な関節技の前にレフェリー・ストップで敗北。王座から陥落した。

 鈴木は初のインターコンチネンタル王座奪取となった。

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